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阪神観戦記その4‐5/18vsソフトバンク【勝利の瞬間は見逃したけど】 [阪神]

▼デイリースポーツ:桧山が劇勝呼んだ!起死回生の同点打


なかなかいい試合でした。

昨日は仕事も早めに終わらせ、嫁と一緒に息子を迎えに行った。
通勤電車の中、向かいのおっちゃんが読んでいたスポーツ新聞で見た、
「金本5番DH濃厚!」の文字を思い出し、
いてもたってもいられなくなったのだ。

帰宅した時にはすでに試合は始まっていた。
今日こそ頑張ってる久保君に勝ちをつけてやりたいものだ。


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とりあえず飯も食わないといけないので、
台所でラジオをつけ、素麺をゆで始める。嫁は横でチヂミ作り。

今日の野球中継はABCの「スーパーベースボール(5.1ch)」であり、
しかもサンテレビとのリレー中継と完璧なプログラム。
さらにラジオで聴くのは「abcフレッシュアップナイター」と、
どんだけ朝日放送の回し者かという家族である。

ピッチャーは小椋とかいう人。しらんなぁ。
まぁ杉内でなくてよかったとか思ったら・・・、

なんだこのP、すげぇ!キレまくりのストレートがコーナーへずどん。
こんなん変化球織り交ぜられたら絶対打てねぇ。
去年怪我に泣いたが、今年から先発転向ってほんとかよっ。
なんでこんないいピッチャーばっかり持ってんだろ。


3回表、
無塩素麺をこれでもかと3人で流し込んでいると、
藤川(俊)君が盗塁成功。「お~」と感嘆の私と嫁。

直後、マートンのライトへの飛球に、
実況の清水次郎アナは最初平凡なライトフライの様に言っときながら、
「伸びるぞ、伸びるぞ、落ちた!」とかいうもんだから、
思わずイスから立ち上がってしまう私と嫁。
足元では良い事が起こった時の阿波踊りを踊る息子。

初ヒットが先取点とは今までにないいい傾向だ。
アウトになりはしたもんの、平野のヘッスラもよかったよ。


7回裏、
風呂にも入り、眠たいとぐずりだす息子。
仕方がないのでリビングのテレビを消して灯りを落とし、
おとーちゃんは台所にひっこんでラジオを聴きながら
おっとっとで晩酌を始める。

しかし、消灯すると元気になるのは世の男子の常。
ペットボトルを振り回しながら部屋中を駆け回る息子。

そんな時、ついに3連打で逆転を許す!
久保代えれんよなぁ、あそこで・・・。宗リン恐るべし。


9回表、
まだ寝ない元気な息子。ホントはわかっておるのだ。
消灯しても家族3人そろって床につかないと寝ない事を・・・。
こうなったら最後までテレビで見届けて終わったら寝てやるぜ。

すると城島ヒットでノーアウト1塁に。よすよすと思っていたら、
代走大和が発進!盗塁成功で無死2塁って、なんじゃそりゃぁw
セオリーかなり無視!しかも、ウェストされとったやんけw
吉と出たけど失敗してたらえらい事やったぞ。
まぁ、この積極性がないとダメなんかのう・・・。

しかし、この馬原もなんちゅうPじゃ。
ニキビ面の高校生みたいな感じなのに、
ベースとプレート近くなったかと錯覚するような速球ほりやがる。
こりゃ打てねぇ、さすがクローザーだわ。
ほんといいピッチャー持ってるなぁ、ソフバンは。

その後、桜井の打順で「この続きはサンテレビで・・・」の表示。
ほんとに大阪在住でよかったわぁ。そしてリレー中継万歳!

ツーアウト後、代打ひーやん。
「さすがにこのスピードボールは年齢的に厳しいんちゃう?」
と、嫁に言った次の瞬間・・・、

カキーン!高めの失投を見逃さず、打球はレフト方向に。

この時、嫁曰く「amspロボが壊れてしもた!」と思うほど、
私は奇声を連呼しながら、大暴れしていたらしい。
しかし本人に記憶なし!そりゃ奇声も発するちゅーねん!
チップスターと十六茶をメガホン代わりに叩き踊る息子を、
後ろからギュと抱きしめてほっぺたにチューの嵐。
ひやまっ!あんたすげーよ!


ここで9時をとうに回っているので一旦就寝。
ほんとは、裏の守備を見るのが非常に怖いのだ。
それを知ってか知らずか、まだまだ暴れ足りない息子。

どーにも気になり、携帯サイトをチェックしてしまう私。
ほっ、どうやら9回裏は乗り切ったようだ。
そこで嫁から一言、「終わってからニュースで見たほうが楽やで」
・・・その通りだな。一旦ちゃんと息子を寝かせるか。


・・・と、寝かせるだけのつもりが、自分も寝てしまうのも世の常。
尿意に目が覚め、見た携帯の時間表示は23:38だった。
ふっ・・・今日もやってしまったか・・・。
横には、腹を出して爆睡の息子と、片乳を出して爆睡の嫁。

とりあえず便所に入り、携帯サイトをチェックすると・・・、
ソフトバンク2-4阪神
しゃぁーー、っと声は出さずにガッツポーズ。
ほんとにいい試合だったなぁ。


ひさしぶりに、『一丸野球』っぽいものが見れた。
湯船がおは朝で言っていたのは、土壇場の逆転は本物という話。
まぁ本物かどうかはさておき、打てないながらもなんとかしようと、
結構根性入れてみんながやってたのを感じたのは事実だ。

あんだけいいピッチャー来たら、ロースコアはしゃぁない。
となると効率よく点を取っていく事と、しっかり守る事が必要だ。


私が考えるキーパーソンは3人。

藤川(俊):レフトの守備、ツーベース気味なのをしっかり判断して、
何回も回り込んでシングルにしていたが、あれがどれほど重要か!
4回裏のピンチの本殺もナイスだったが、ポジショニングの妙だな。
宗リンのタイムリーも桜井だったら2点献上だったね。
最後の犠牲フライも貴重なものだった。もうレギュラーでいいんでね?

桧山:間違いなくこの試合の殊勲。あのタイムリーは奇声しか出ないね。
しかし、やはり『神様』の称号を与えるのは抵抗があるなぁ。
たとえ代打ヒット本数が、チーム記録に並んだとしても・・・。
私の中で神は八木先生しかおらん。

金本:今回の試合で、この人のチームの精神的な部分への影響が
非常にでかかったと思うのだがどうか。盗塁もそうだけど、
実際、勝ちに向かう姿勢だよなぁ。それがDHといっても、
フル出場した事でチームにいい影響を与えたと思うんだけどね。


まぁよく勝ってくれましたよ。そんで今までにない必死さがあってよかった。
この調子で今日も頑張って、まずは交流戦5割に行こうぜ。




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コメント 4

たいちさん

見事な実況描写ですね。奥様も相当な虎ファンなんですね。この勝ち方は、今後に続き(生かされ)ますよね。
by たいちさん (2010-05-19 13:51) 

amsp

翌日の試合は散々でしたが、今後に期待ですね^^;
by amsp (2010-05-20 20:37) 

punchigoo

俊介、応援してます!
by punchigoo (2010-05-20 20:54) 

amsp

>punchigooさん
バッティングがもう少し上がれば、かなりの選手になりそうですね、彼は。
by amsp (2010-05-20 21:19) 

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