金沢帰省日記その１‐【5月2日：地獄の山菜取り偏】 [旅行(出張)・電車]
帰省２日目にあたる5月2日は、
毎春恒例の『里の山に登って山菜取るツアー』に参加した。
参加したというか、強制参加のためさせられたというべきか。
はっきり言って、アウトドアは嫌いではないが、
わざわざ苦労して山菜取って、長時間かけて調理して、
「やっぱり苦労した天然ものは美味しいね」なんて
さわやかな事するのは大っ嫌いな私としては
毎回まったく気乗りしないのであるが・・・。
運よく天気がよく、辺境の地で写真を撮るのに最適であり、
なにより息子も一緒に行く事になっているので、
今までにない高テンションで出発したのであった。
さて、どう闘い抜くか・・・。
------------------------------------------------
メンバーは私の義親二人と嫁、暇だった嫁の連れ、息子、私の６人。
満を持して車で出発。義母と嫁は気合のイモジャージ。
石川県は山と海の両方が存在するため、
両方の幸を堪能出来るのが大きな特徴だが、
それにしてもあまりに深い山すぎる義母の里を経由して奥の山へ。
「入山禁止」の看板もなんのその。
自分の里だからいいのだと、車はどんどん山奥へ進む。
そしてどんどんテンションを上げていく義母と嫁。
仮にH家の人々と呼ぶとすると、H家の山への執着心はすごいと毎回思う。
第一のポイントはワラビが群生しているらしいが、
小川や絶壁など難所が多いので、息子と車でお留守番。
他のメンバーは車を降りてぐんぐん先へ進んでいく。
・・・・１時間後。
嫁と連れが戻ってきた。どうやら急な運動のせいで連れがダウンしたらしい。
やはり、普段から適度の運動は必要ですな。義父と義母はまだ戻らず。
・・・・数分後。
義父が戻ってきた。大きな声で義母を呼ぶがいっこうに姿を見せず。
呼ぶこと数十分。遥か高所で大量を山菜を持ってやっと顔を見せた。
この人はすごいな・・・。
第二のポイントはメインとなる緩急豊かな森林地帯。
アウトな連れを残し、私も長靴に履き替えて愛機のEOS Kiss3を持って出陣。
入り口となる農道を越えると、眼下にのどかな風景が広がっている。
▽カメラ：EOS Kiss X3▽レンズ：EF-S18-55mm f/3.5-5.6 IS
▽焦点距離：18.0mm▽撮影モード：絞り優先AE（F16.0、1/50秒）▽露出補正：0
▽撮像感度：ISO 100▽WB：オート▽PS：風景▽ストロボ：なし
▽使用フィルター：なし
天気がいいのはいいことだなぁ。なかなか気持ちがよい。
去年来た時は、雨の次の日にこのイベントが丁度当たり、
山菜が出まくると息巻くH家の人をよそに、悪い足場に辟易したものだが。
▽カメラ：EOS Kiss X3▽レンズ：EF-S18-55mm f/3.5-5.6 IS
▽焦点距離：18.0mm▽撮影モード：絞り優先AE（F16.0、1/25秒）▽露出補正：0
▽撮像感度：ISO 500▽WB：オート▽PS：風景▽ストロボ：なし
▽使用フィルター：なし
見上げてみると、結構見事な杉林だ。
しかし足場があまり手入れされていないところをみると、
とりあえず様子は見られてるような林といった感じだな。
そりゃ山菜も良く生えるだろう。
そうこうしているうちに、お爺とお婆に連れられて、
どんどん山を登っていく、というか連れ去られていく息子。
まぁ、結構楽しそうだからいいか・・・。
ちなみに左が義母で右が義父。
万が一遭難しても、そのジャージのせいで発見は容易そうだ。
一方私はというと、
昔取った杵柄というか、やはり運動部出身でよかったというか、
適度に自分のペースで写真を取りながらよちよち前進。
すると、大体は急な斜面を越えた所の平地に山菜が群生しているものだ。
▽カメラ：EOS Kiss X3▽レンズ：EF-S18-55mm f/3.5-5.6 IS
▽焦点距離：36.0mm▽撮影モード：絞り優先AE（F5.6、1/250秒）▽露出補正：0
▽撮像感度：ISO 100▽WB：オート▽PS：風景▽ストロボ：なし
▽使用フィルター：なし
ちなみにこれは「へびぜんまい」という種類で食べれないらしい。
しかし、こんなものを食べようと誰が最初に思ったのか。
おかげで息子は貴重な経験しており、私はしんどい想いをしている。
ありがた迷惑な話だ。
息子はすでに遠方に消えた。
私も山頂まで後１ステップという所まで到達。
▽カメラ：EOS Kiss X3▽レンズ：EF-S18-55mm f/3.5-5.6 IS
▽焦点距離：20.0mm▽撮影モード：絞り優先AE（F16.0、1/20秒）▽露出補正：-1
▽撮像感度：ISO 125▽WB：オート▽PS：風景▽ストロボ：なし
▽使用フィルター：なし
山頂は視界が開けているのだが、そのすぐ手前は
木々が群生して少し暗い空間となっている。山は不思議なものだ。
そして山頂到着。
▽カメラ：EOS Kiss X3▽レンズ：EF-S18-55mm f/3.5-5.6 IS
▽焦点距離：30.0mm▽撮影モード：絞り優先AE（F16.0、1/100秒）▽露出補正：0
▽撮像感度：ISO 100▽WB：オート▽PS：風景▽ストロボ：なし
▽使用フィルター：なし
あ～、結構高いなぁ。
そこでは、すでに到着していた義父と息子が
好物のパンをしがみながら一服していた。
▽カメラ：EOS Kiss X3▽レンズ：EF-S18-55mm f/3.5-5.6 IS
▽焦点距離：47.0mm▽撮影モード：絞り優先AE（F5.6、1/320秒）▽露出補正：0
▽撮像感度：ISO 100▽WB：オート▽PS：風景▽ストロボ：なし
▽使用フィルター：なし
来年は抱っこは無理だろうから、ここに来るのは難しいか。
まぁ後２年も経てば、嫌でも連れて来られるだろうて。
とりあえず山頂に着いたという事で帰る事になったが、
大声で呼んでも義母の姿がまったく見えず。
呼び続けてみると・・・、いましたよ、遥かかなたに。
普段は家から500mも離れていないスーパーの往復ですら、
徒歩はしんどいと車を使ったりするくらいなのに・・・。
山のパワーは恐ろしいものだ。
というわけで、今年度の山菜取りツアーは無事終了。
その日の夕食は、いつもは昼に行ってるいきつけの寿司屋へ。
『回転寿司 いの字』さん。ここがまた美味いんだ。
たらふく寿司をかっくらい、充実した一日も無事終了したのであった。
※また詳しく記事にします。
明日の筋肉痛が少し怖いが、
息子も楽しそうだったし、帰省２日目としては中々よかったかと思う。
▼３日目へ続く：金沢帰省日記その１‐【5月3日：灼熱の動物園と飲み会偏】
毎春恒例の『里の山に登って山菜取るツアー』に参加した。
参加したというか、強制参加のためさせられたというべきか。
はっきり言って、アウトドアは嫌いではないが、
わざわざ苦労して山菜取って、長時間かけて調理して、
「やっぱり苦労した天然ものは美味しいね」なんて
さわやかな事するのは大っ嫌いな私としては
毎回まったく気乗りしないのであるが・・・。
運よく天気がよく、辺境の地で写真を撮るのに最適であり、
なにより息子も一緒に行く事になっているので、
今までにない高テンションで出発したのであった。
さて、どう闘い抜くか・・・。
------------------------------------------------
メンバーは私の義親二人と嫁、暇だった嫁の連れ、息子、私の６人。
満を持して車で出発。義母と嫁は気合のイモジャージ。
石川県は山と海の両方が存在するため、
両方の幸を堪能出来るのが大きな特徴だが、
それにしてもあまりに深い山すぎる義母の里を経由して奥の山へ。
「入山禁止」の看板もなんのその。
自分の里だからいいのだと、車はどんどん山奥へ進む。
そしてどんどんテンションを上げていく義母と嫁。
仮にH家の人々と呼ぶとすると、H家の山への執着心はすごいと毎回思う。
第一のポイントはワラビが群生しているらしいが、
小川や絶壁など難所が多いので、息子と車でお留守番。
他のメンバーは車を降りてぐんぐん先へ進んでいく。
・・・・１時間後。
嫁と連れが戻ってきた。どうやら急な運動のせいで連れがダウンしたらしい。
やはり、普段から適度の運動は必要ですな。義父と義母はまだ戻らず。
・・・・数分後。
義父が戻ってきた。大きな声で義母を呼ぶがいっこうに姿を見せず。
呼ぶこと数十分。遥か高所で大量を山菜を持ってやっと顔を見せた。
この人はすごいな・・・。
第二のポイントはメインとなる緩急豊かな森林地帯。
アウトな連れを残し、私も長靴に履き替えて愛機のEOS Kiss3を持って出陣。
入り口となる農道を越えると、眼下にのどかな風景が広がっている。
▽カメラ：EOS Kiss X3▽レンズ：EF-S18-55mm f/3.5-5.6 IS
▽焦点距離：18.0mm▽撮影モード：絞り優先AE（F16.0、1/50秒）▽露出補正：0
▽撮像感度：ISO 100▽WB：オート▽PS：風景▽ストロボ：なし
▽使用フィルター：なし
天気がいいのはいいことだなぁ。なかなか気持ちがよい。
去年来た時は、雨の次の日にこのイベントが丁度当たり、
山菜が出まくると息巻くH家の人をよそに、悪い足場に辟易したものだが。
▽カメラ：EOS Kiss X3▽レンズ：EF-S18-55mm f/3.5-5.6 IS
▽焦点距離：18.0mm▽撮影モード：絞り優先AE（F16.0、1/25秒）▽露出補正：0
▽撮像感度：ISO 500▽WB：オート▽PS：風景▽ストロボ：なし
▽使用フィルター：なし
見上げてみると、結構見事な杉林だ。
しかし足場があまり手入れされていないところをみると、
とりあえず様子は見られてるような林といった感じだな。
そりゃ山菜も良く生えるだろう。
そうこうしているうちに、お爺とお婆に連れられて、
どんどん山を登っていく、というか連れ去られていく息子。
まぁ、結構楽しそうだからいいか・・・。
ちなみに左が義母で右が義父。
万が一遭難しても、そのジャージのせいで発見は容易そうだ。
一方私はというと、
昔取った杵柄というか、やはり運動部出身でよかったというか、
適度に自分のペースで写真を取りながらよちよち前進。
すると、大体は急な斜面を越えた所の平地に山菜が群生しているものだ。
▽カメラ：EOS Kiss X3▽レンズ：EF-S18-55mm f/3.5-5.6 IS
▽焦点距離：36.0mm▽撮影モード：絞り優先AE（F5.6、1/250秒）▽露出補正：0
▽撮像感度：ISO 100▽WB：オート▽PS：風景▽ストロボ：なし
▽使用フィルター：なし
ちなみにこれは「へびぜんまい」という種類で食べれないらしい。
しかし、こんなものを食べようと誰が最初に思ったのか。
おかげで息子は貴重な経験しており、私はしんどい想いをしている。
ありがた迷惑な話だ。
息子はすでに遠方に消えた。
私も山頂まで後１ステップという所まで到達。
▽カメラ：EOS Kiss X3▽レンズ：EF-S18-55mm f/3.5-5.6 IS
▽焦点距離：20.0mm▽撮影モード：絞り優先AE（F16.0、1/20秒）▽露出補正：-1
▽撮像感度：ISO 125▽WB：オート▽PS：風景▽ストロボ：なし
▽使用フィルター：なし
山頂は視界が開けているのだが、そのすぐ手前は
木々が群生して少し暗い空間となっている。山は不思議なものだ。
そして山頂到着。
▽カメラ：EOS Kiss X3▽レンズ：EF-S18-55mm f/3.5-5.6 IS
▽焦点距離：30.0mm▽撮影モード：絞り優先AE（F16.0、1/100秒）▽露出補正：0
▽撮像感度：ISO 100▽WB：オート▽PS：風景▽ストロボ：なし
▽使用フィルター：なし
あ～、結構高いなぁ。
そこでは、すでに到着していた義父と息子が
好物のパンをしがみながら一服していた。
▽カメラ：EOS Kiss X3▽レンズ：EF-S18-55mm f/3.5-5.6 IS
▽焦点距離：47.0mm▽撮影モード：絞り優先AE（F5.6、1/320秒）▽露出補正：0
▽撮像感度：ISO 100▽WB：オート▽PS：風景▽ストロボ：なし
▽使用フィルター：なし
来年は抱っこは無理だろうから、ここに来るのは難しいか。
まぁ後２年も経てば、嫌でも連れて来られるだろうて。
とりあえず山頂に着いたという事で帰る事になったが、
大声で呼んでも義母の姿がまったく見えず。
呼び続けてみると・・・、いましたよ、遥かかなたに。
普段は家から500mも離れていないスーパーの往復ですら、
徒歩はしんどいと車を使ったりするくらいなのに・・・。
山のパワーは恐ろしいものだ。
というわけで、今年度の山菜取りツアーは無事終了。
その日の夕食は、いつもは昼に行ってるいきつけの寿司屋へ。
『回転寿司 いの字』さん。ここがまた美味いんだ。
たらふく寿司をかっくらい、充実した一日も無事終了したのであった。
※また詳しく記事にします。
明日の筋肉痛が少し怖いが、
息子も楽しそうだったし、帰省２日目としては中々よかったかと思う。
▼３日目へ続く：金沢帰省日記その１‐【5月3日：灼熱の動物園と飲み会偏】
山菜ツアー、いいですね。特に子供さんには自然に親しむことができ、良かったですね。
by たいちさん (2010-05-10 10:36)
子供さん、大きくなられましたネェ おばあちゃん、抱っこしての山歩きは疲れましたでしょう がんばりましたね～
少しブログを休んでおりましたが早々にコメントいただきうれしかったです ありがとうございます 以前のように豆？ブログアップしていきます
これからも宜しくお願いいたします m(_ _)m
by ガンボバ (2010-05-10 13:00)
＞ほりけんさん
nice!ありがとうございます。
＞たいちさん
私が両親とも大阪府下で田舎がなかったので、
息子に田舎を作れてよかったと思っています＾＾
＞ガンボバさん
このおばぁちゃんが、山に入ると超人になるのですわ。
普段は５分もだっこ出来ないんですけどね。
これからもヨロシクお願いします＾＾
by amsp (2010-05-10 21:53)