観感：『龍馬伝』‐第三十一話【西郷はまだか】＆三十二話【狙われた龍馬】（後編） [テレビ・ラジオ]
前回の続き。
まとめて二話分コメントしようと思いタイトルをつけたが、
あまりにも長くなりそうなので結局２つに分けてしまったり、
翌日書くつもりが４日もあいてしまったり、なんともはや。
まぁ、続きをどうぞ。
※以下、物語の内容に言及します。
------------------------------------------------
同盟を快諾しながらも下関を素通りし京都に行くという、
西郷に裏切られた形になった龍馬達。そりゃおさまりつかん。
とるものもとらず、今攘夷志士が行くには最も危険な場所の
京都は薩摩藩邸に西郷を訪ねた龍馬と中岡であった。
しかし西郷との面会はきっぱり断られる。
憤る中岡だが、何か理由があり今は時期が悪いと
一旦引く事を提案し、常宿の寺田屋に向かう龍馬だった。
寺田屋では、当然のように女将のお登勢びっくらこかれる。
そりゃそうだ。しかも、今２階でお龍が新撰組近藤に酌をしているという。
聞くや否や２階に駆け上がる龍馬。部屋に飛び込み、
そして来た、薩摩弁で薩摩藩士を装って話しかけお龍の開放に成功。
今後、有名になっていく中でよく変名で薩摩藩士と偽って行動するが、
薩摩言葉でたくみに取り入り、相手を煙に巻く感じは非常に龍馬っぽい。
福山も成長したものだ。それにしても、泰造・近藤はただのエロオヤジだ。
まぁ結構カッコイイからいいんだけどね。
最後は斬りかかられそうになるが、柄打ちで気絶させ難を逃れた。
その後、後片付けをしながらお登勢とお龍が会話。
龍馬はすでに大きな仕事を成す事にに目を向けており、
それについていく女は必ず不幸になるとお登勢。
そしてお龍、「うちは龍馬さんの事なんとも思てへんさかに」
このツンデレっぷり、どうよ？もう脚本家の趣味としか思えん。
そして龍馬は意外な人物と寺田屋で再会する。
それは江戸の千葉道場跡取りの千葉重太郎（渡辺いっけい）だった。
相変わらず無駄に熱い若先生が龍馬を訪ねてきた理由は、
毎度お馴染みの佐那嬢と一緒になってくれと懇願するためだった。
当然、史実であった事とは思えないが、こういう編纂は好感が持てる。
今から日本を奔走する事になる自分と一緒になっても不幸になると、
きっぱり断ろうとする龍馬だが、若先生もしつこく懇願。
「君も佐那を好きだと言ったじゃないか」とかお龍に聞かれたりする。
お約束だが、微妙にすねる真木よう子がわかいい。
とりあえず、今日は若先生を同部屋に泊らせる龍馬。
お登勢とお龍は店じまいを行っていたが、そこへ目が覚めた近藤が。
って、お前こんな時間まで気絶しとったんかいっ！
以前、以蔵捕縛の際に龍馬と斬りあった事を思い出す近藤。
「奴はどこだ」と二人に問い詰めるが、危険を感じたお登勢は
「もうすでにかえりはりましたで」と答えるが・・・、
ピンときた近藤は抜刀し宿の中へ取って返す。
ここのやりとりは映画みたいで非常にかっこいいぞ。
寝ている龍馬を見つけ、躊躇なく刀を振り下ろす近藤。
しかし、簡単に闇討ちを食らうほど当時の志士は甘くない。
刀を寸前で避け、二人も抜刀し対面する。
高速の突きで二人をけん制する近藤。う～ん、突きが新撰組っぽいぞ。
ディテールがしっかりしてていいねぇ。泰造も割りとしぶい。
そこへ、お龍が飛び込んでくる。
この人を斬らないでと龍馬の前に立ちはだかるお龍。
なんとも思てない言うたんちゃうんかいｗ 大丈夫だと後ろに隠す龍馬。
重太郎先生の事を紹介したところで、不利と思った近藤は
きびすを返し、その場を去っていった。
龍馬の現状を理解した重太郎をもう何も言わなかった。
二人はそのまま床についた・・・、っておいっ！宿変えんでええの！？
普通、新撰組ならそのまま応援つれて戻って来ると思うんだが・・・。
まぁええか・・・。
後日、遂に西郷と面会が叶った龍馬と中岡。
下関行きの船に密偵がおり、同盟の事を知られる訳に行かなかったと、
京都に向かった理由を説明する西郷。
そして、もう長州との関係修復も不可能だろうという意見を述べた。
そこで龍馬は、幕府との一戦を控えているにも関わらず、
経済制裁を受け武器の入手が出来ない長州に対して、
薩摩名義で武器を提供し信を得る策を提案する。
そしてその仲介は全て亀山社中が行うとも。
しばし思案した西郷は、よろしくお願いすると大きく頭を下げたのであった。
最後に涙ぐむ龍馬と中岡を合わせて、非常にいいラストシーン。
今回の話は前編通して無駄もなく、シリアスだけでもなく、
非常に良い回だった。いつもこの調子でいって欲しいものだ。
次週は亀山社中の初にして大仕事。
お元が結構出るみたいで、あんまり望ましくないが、
まぁ出来がいい事を望もう。
しっかし、大久保まだ出てないけど大丈夫か・・・？
まとめて二話分コメントしようと思いタイトルをつけたが、
あまりにも長くなりそうなので結局２つに分けてしまったり、
翌日書くつもりが４日もあいてしまったり、なんともはや。
まぁ、続きをどうぞ。
※以下、物語の内容に言及します。
------------------------------------------------
同盟を快諾しながらも下関を素通りし京都に行くという、
西郷に裏切られた形になった龍馬達。そりゃおさまりつかん。
とるものもとらず、今攘夷志士が行くには最も危険な場所の
京都は薩摩藩邸に西郷を訪ねた龍馬と中岡であった。
しかし西郷との面会はきっぱり断られる。
憤る中岡だが、何か理由があり今は時期が悪いと
一旦引く事を提案し、常宿の寺田屋に向かう龍馬だった。
寺田屋では、当然のように女将のお登勢びっくらこかれる。
そりゃそうだ。しかも、今２階でお龍が新撰組近藤に酌をしているという。
聞くや否や２階に駆け上がる龍馬。部屋に飛び込み、
そして来た、薩摩弁で薩摩藩士を装って話しかけお龍の開放に成功。
今後、有名になっていく中でよく変名で薩摩藩士と偽って行動するが、
薩摩言葉でたくみに取り入り、相手を煙に巻く感じは非常に龍馬っぽい。
福山も成長したものだ。それにしても、泰造・近藤はただのエロオヤジだ。
まぁ結構カッコイイからいいんだけどね。
最後は斬りかかられそうになるが、柄打ちで気絶させ難を逃れた。
その後、後片付けをしながらお登勢とお龍が会話。
龍馬はすでに大きな仕事を成す事にに目を向けており、
それについていく女は必ず不幸になるとお登勢。
そしてお龍、「うちは龍馬さんの事なんとも思てへんさかに」
このツンデレっぷり、どうよ？もう脚本家の趣味としか思えん。
そして龍馬は意外な人物と寺田屋で再会する。
それは江戸の千葉道場跡取りの千葉重太郎（渡辺いっけい）だった。
相変わらず無駄に熱い若先生が龍馬を訪ねてきた理由は、
毎度お馴染みの佐那嬢と一緒になってくれと懇願するためだった。
当然、史実であった事とは思えないが、こういう編纂は好感が持てる。
今から日本を奔走する事になる自分と一緒になっても不幸になると、
きっぱり断ろうとする龍馬だが、若先生もしつこく懇願。
「君も佐那を好きだと言ったじゃないか」とかお龍に聞かれたりする。
お約束だが、微妙にすねる真木よう子がわかいい。
とりあえず、今日は若先生を同部屋に泊らせる龍馬。
お登勢とお龍は店じまいを行っていたが、そこへ目が覚めた近藤が。
って、お前こんな時間まで気絶しとったんかいっ！
以前、以蔵捕縛の際に龍馬と斬りあった事を思い出す近藤。
「奴はどこだ」と二人に問い詰めるが、危険を感じたお登勢は
「もうすでにかえりはりましたで」と答えるが・・・、
ピンときた近藤は抜刀し宿の中へ取って返す。
ここのやりとりは映画みたいで非常にかっこいいぞ。
寝ている龍馬を見つけ、躊躇なく刀を振り下ろす近藤。
しかし、簡単に闇討ちを食らうほど当時の志士は甘くない。
刀を寸前で避け、二人も抜刀し対面する。
高速の突きで二人をけん制する近藤。う～ん、突きが新撰組っぽいぞ。
ディテールがしっかりしてていいねぇ。泰造も割りとしぶい。
そこへ、お龍が飛び込んでくる。
この人を斬らないでと龍馬の前に立ちはだかるお龍。
なんとも思てない言うたんちゃうんかいｗ 大丈夫だと後ろに隠す龍馬。
重太郎先生の事を紹介したところで、不利と思った近藤は
きびすを返し、その場を去っていった。
龍馬の現状を理解した重太郎をもう何も言わなかった。
二人はそのまま床についた・・・、っておいっ！宿変えんでええの！？
普通、新撰組ならそのまま応援つれて戻って来ると思うんだが・・・。
まぁええか・・・。
後日、遂に西郷と面会が叶った龍馬と中岡。
下関行きの船に密偵がおり、同盟の事を知られる訳に行かなかったと、
京都に向かった理由を説明する西郷。
そして、もう長州との関係修復も不可能だろうという意見を述べた。
そこで龍馬は、幕府との一戦を控えているにも関わらず、
経済制裁を受け武器の入手が出来ない長州に対して、
薩摩名義で武器を提供し信を得る策を提案する。
そしてその仲介は全て亀山社中が行うとも。
しばし思案した西郷は、よろしくお願いすると大きく頭を下げたのであった。
最後に涙ぐむ龍馬と中岡を合わせて、非常にいいラストシーン。
今回の話は前編通して無駄もなく、シリアスだけでもなく、
非常に良い回だった。いつもこの調子でいって欲しいものだ。
次週は亀山社中の初にして大仕事。
お元が結構出るみたいで、あんまり望ましくないが、
まぁ出来がいい事を望もう。
しっかし、大久保まだ出てないけど大丈夫か・・・？
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